本体代込みで月額3880円、もちろんテザリングも可能……という、非常にリーズナブルなイー・モバイルのLTEスマートフォン「STREAM X GL07S」を手がけているHuaweiが最新モデル「Ascend P6」の展示を国内で行いました。
高級感あるボディに上質なディスプレイとカメラを備えたにもかかわらず、低価格を実現しています。
CEATEC JAPAN 2013のHuaweiブース。今年のCEATECはそこかしこにHuaweiの広告が見られました。
これが「Ascend P6」本体。ジャパンディスプレイ製の4.7インチHD(1280×720)液晶を搭載。iPhoneに採用され、スマートフォンの薄型化や高画質化を実現する反面、非常に製造が難しいことでも知られる「インセル型」です。
サイド、背面にメタル素材を採用。iPhoneを思い起こさせる質感に。
背面カメラには暗いところでの撮影に強いソニーの裏面照射型CMOS「Exmor RS(800万画素)」を採用。レンズのF値は2.0です。
インセル型液晶の最も大きなメリットが、液晶とタッチパネルの間に物理的な空間が存在しないことによる視認性の良さ。視野角は広く、発色も非常に良いのが特徴です。
軽く触ってみたところ。もしGL07S同様、月額3880円で利用できるのであれば良いのではないかと思えるレスポンスです。
JDI製インセル液晶がとても美しいAscend P6 - YouTube
スペック一覧。基本的な構成はGL07Sとほぼ同じです。
なお、Huaweiの説明員によると、「Ascend P6」の本体価格はおよそ480ドル(約4万8000円)。GL07Sの本体価格(一括払い時の価格)が4万2000円であることを考えると、イー・モバイルの2013年冬モデルなどとしてリリースされる可能性も否めないわけですが、日本市場でお目にかかれる日は訪れるのでしょうか。
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