iPhoneを扱うソフトバンクやKDDIに押されていたNTTドコモが、状況を打開するために注力していた第3のOS「Tizen」を採用したスマートフォンが発売延期となりました。
ドコモ新スマホ発売延期…OS「タイゼン」搭載 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
読売新聞社の報道によると、NTTドコモが2013年冬春モデルの目玉商品として投入を予定していたSamsung製の「Tizen」スマートフォンが発売延期となったそうです。これはドコモ独自のサービスを使うためのシステム開発が遅れていることを受けたもの。
なお、Tizenは第3のOSとして注目を集めていたものの、推進してきたNTTドコモのマーケティング部長、永田清人氏が関西支社長に異動したほか、中核となるSamsungも開発をペースダウンしたと報じられるなど、暗雲が立ちこめる事態に。
さらにツートップの一角に選ばれたにもかかわらず、「Galaxy S4」の売れ行きが芳しくなかったなど、Samsung製スマートフォンの人気も国内ではあまり高くないため、ドコモ版iPhoneが実現した今、「Samsung製のTizenスマートフォン」については悲観的な見通しの方が強いのではないでしょうか。
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