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繁殖困難とされる絶滅危惧種の淡水魚を無断で取得し、増やし過ぎた男性らが書類送検されました。
数が少なく絶滅が危惧されている上に繁殖も困難とされる魚を無断で増やし過ぎた容疑で会社役員男性ら3人が書類送検されるという、ある意味心温まる事件が発生しました。
絶滅危惧種「増やし過ぎて」1121匹に 無許可譲受容疑で書類送検 - MSN産経ニュース
関東近県に生育する淡水魚、ミヤコタナゴは繁殖が困難とされ1974年に天然記念物に、そして1994年には絶滅の恐れのある国内希少野生動植物種に指定されました。環境省レッドリストでは、絶滅危惧IA類に当初から指定されています。
会社役員の男性は平成24年5月に知人を通じてこのミヤコタナゴ28匹を無償で譲り受けました。その後専門書や熱帯魚店の助言などを参考にして繁殖に成功。わずか1年2ヶ月程度でなんと40倍の1121匹まで増やしてしまいました。
男性が平成25年7月、文化庁に「増えすぎたので引き取って欲しい」と連絡したことから本件が発覚、種の保存法違反と文化財保護法違反容疑で今回の書類送検に至っています。
これはさかなくんを思わせる見事なエピソード。確かに法律違反ではありますが、男性らが絶滅危惧種の繁殖に成功したのも事実です。この功績が正しく評価されることを願ってやみません。
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