シマウマのシマシマ模様が一種の「光学迷彩」であることが判明

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Photo by John Schinker

シマウマはなんでシマシマなの?子供の時大人に聞いた記憶はありませんか?この謎が大きく解明されました。

キリンの首はなぜ長いの?象の鼻はなぜ長いの?そんな子供の疑問の中で大人が中々答えられなかった「シマウマはなぜシマシマ模様なの?」という問い。驚きの答えが研究の結果明らかになりました。

ロンドン大学のロイヤル・ホロウェイとクイーンズランド大学の科学者の研究によるとシマウマの体の白と黒の強いコントラストの縞模様は捕食者に光学的錯覚を起こさせ、逃げるときの動きを察知されないようにするための高度な迷彩機能であるとのこと。

人間を含めた多くの動物には物体の移動方向を処理する動作検出機能が備わっています。そして、シマウマの体を覆う縞模様は見るものの動作検出機能を惑わし、シマウマ自身の動きを読めなくすることができます。これは特に群れでいる時に大きな効果を発揮します。

例えば床屋の縞模様のサインがくるくる回る時に縦方向の動きが発生しているように感じたり、ポールが回転しているように感じるのもそうした効果のひとつ。シマウマは脇腹の斜めで幅広い縞と背中と首のより細い縦縞の組み合わせによって光学的錯覚を引き起こします。

Photo by John Schinker

これにより、ライオンなどの肉食獣がシマウマの動きを読むことを妨げ、攻撃への回避率を上げているのですが、同時にウシアブのような病害虫が体にとまることも防ぐことができます。

なお、別の研究では、体表の光の反射が縞模様のために独特になることで、より暗い外皮に好んでとまろうとするウシアブを遠ざけるともされている他、明け方や夕方に草原の草に紛れるためのカモフラージュとして働くともされています。

カメレオンの保護色のような身の隠し方とはまた一味違い、光学的錯覚を利用して敵に動きを読ませないことで身を守るというのはなかなかに高度。一瞬のタイミングが生死を分ける野生の世界では非常に重要な防御策と言えそうです。

Why do zebras have stripes Distinctive markings create an optical illusion that dazzles predators and masks movement Mail Online

(Photo by John Schinker, )

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