大阪の機動戦士ガンダム展「THE ART OF GUNDAM」が史上最大過ぎて萌えアガらずにはいられないレベルに

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大阪で明日12日からガンダム35周年を記念して開催される機動戦士ガンダム展。ファーストガンダムのファンは悶絶ものの展示が目白押しです。詳細は以下から。

大阪市港区の大阪文化館・天保山で7月12日から8月31日まで開催される機動戦士ガンダム展「THE ART OF GUNDAM」。ガンダム35周年を記念し、史上最大規模でガンダムの魅力を徹底的に掘り起こし、解き明かしていきます。

このガンダム展、合計1000点にも及ぶ制作資料が一番の見所なのですが、会場のあちこちに散りばめられたガンダムファンならば悶絶せずにはいられないこだわりや遊び心がたまらない作りになっています。

まずエントランスでは音声ガイドをレンタル（1台500円）できるのですが、プログラムは3種類存在しており、アムロ・レイ役の声優、古谷徹による白の章、シャア・アズナブル役の池田秀一による赤の章、ミライ・ヤシマ役の白石冬美による黄の章から選べる上に、1日10台限定でこの「シャア専用機」（内容は赤の章）を借りることもできてしまいます。

そしてオープニングムービーとして、ホワイトベースのメインブリッジを模した入れ替え式シアターで機動戦士ガンダム第5話「大気圏突入」を元にした5分間の新作映像を体験。

そしてここから膨大なメイキング・オブ・ガンダムの政策資料のコーナーに入ります。その中でもガンダム成立に至るまでの企画の練り上げられていく過程は圧巻。機動戦士ガンダムに繋がる「ガンボーイ」の時点での、どこかガンダムに繋がるモビルスーツのデザインなどは必見です。

さらに近未来のスペース・コロニーやソロモン、ア・バオア・クーなどの舞台と、そこに存在する連邦軍とジオン公国という勢力による壮大な宇宙と地球での世界設定のエリア。

天井にはこのような模型も。ア・バオア・クーが見えます。

階段はキッカとハロが誘導してくれてちょっとホワイトベースの中にいる気分に。

そしてガンダムと言って忘れてはならないのが個性的な登場人物による戦時下という極限状態での群像劇。圧倒的なスーパーヒーローが存在せず、悩みながら、周囲と衝突もしながらガンダムのパイロットとしての重責の中で成長してゆく主人公アムロ・レイをはじめ、多くの魅力的なキャラクターが登場します。

その中でもスレッガー、マチルダ、リュウらの戦死は当時多くの子供たちに少なからぬ影響を与えました。そんな名場面、名セリフを交えた原画が大量に展示されています。

もちろん忘れてはいけないのがモビルスーツでの激戦。ミノフスキー粒子の利用によってレーダーの機能が妨害されるガンダムの世界で主流となったモビルスーツを用いた接近戦は機動戦士ガンダムの最もポピュラーな戦闘です。この中から数々の名場面が生まれました。

これらの他にも来年の東京でのガンダム展のインスタレーション展示用にジム、ザク、ドム、ゲルググの中からガンプラをひとつ作成できる「ガンプラ大作戦」というプランもあり（セブンチケット、ローソンチケットのみで特別セット券取り扱い）、ガンプラファンにとっては腕の見せどころとなりそうです。

機動戦士ガンダム展「THE ART OF GUNDAM」

【大阪会場】
開催日程：2014年7月12日（土）～8月31日（日）会期中無休
開館時間：10:00～20:00（入館は19:00まで）
会　　場：大阪文化館・天保山（大阪府大阪市港区海岸通1-5-10）
料　　金：一般・大学生2000円（1800円）／中学・高校生1500円（1300円）
　　　　　4歳～小学生800円（600円）※カッコ内は前売り・団体価格

HP：機動戦士ガンダム展「THE ART OF GUNDAM」