ユーザーからの声が多数寄せられたことを受け、UQコミュニケーションズが3日間で3GB以上通信したユーザーに対する通信速度制限を当面緩和することを先日Buzzap!でお伝えしましたが、実際どれほど緩和されたのでしょうか。実際に計測してみました。詳細は以下から。
実験を行ったのは7月15日夜。
「dアニメストア」でアニメの高画質版を11話分ダウンロードし、通信量を発生させます。
通信量はトータルで3.3GB。16日昼以降、確実に通信速度制限が課されるはずです。
ちなみに通信速度制限が課される前の通信速度は20Mbps前後。集合住宅の中でこれだけパフォーマンスが出れば十分だと思われます。
そして丸一日が経過した7月16日夜。同じ環境で通信速度を計測してみると……
通信速度は4Mbps前後に。
測定の様子を動画で見るとこんな感じ。速度メーターの振れ方が不自然で、制限されていることが分かります。
緩和前は下り1.2Mbps程度であったことを考えると、なかなか悪くないのではないでしょうか。
なお、Buzzap!編集部で調査したところ、4Mbps程度あればHuluやバンダイチャンネル、dアニメストアといった動画配信サービスも高画質で視聴可能。
UQコミュニケーションズは今回の「3日間で3GB」制限緩和について、より利便性の高い運用方法の準備が整うまでの一時的な措置としていますが、いっそ3日間で3GB以上通信したユーザーに対しては、「ノーリミット」なWiMAXへ自動接続させるなど、さまざまなアプローチを検討してもらいたいところです。
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