総務省が見直しを求めている携帯各社の「2年縛り」について、KDDIがいち早く見直すことを表明しました。詳細は以下から。
朝日新聞社の報道によると、KDDIの田中社長が先日行われた2016年3月期第1四半期の決算発表会において、2年縛りを見直す考えを示したそうです。
現在検討されているのは、最初の2年間だけ料金を割り引くプランの導入で、今までのような「2年ごとに自動更新され、更新月を逃すと1万円程度の契約解除料が発生する」という心配は不要に。残る2社も追従する見通しとされています。
なお、携帯各社は2年縛りの見直しの一環として、「2年縛りで月額2700円、中途解約時の違約金1万円」「縛り無しで月額4200円」の中間となる「1年縛りで月額3500円、違約金は5000円程度」のプランを導入することも検討中。
長期割引を受けたいユーザーは今まで通りの2年ごとに契約が更新されるプラン、縛り期間が短い方がいいユーザーは1年縛りプラン、2年後に乗り換えることを積極的に視野に入れているユーザーは新プラン……と、おそらく今後は契約時に選べるようになると思われますが、多様なプランが生まれることで、ユーザーの自由度が高まることとなりそうです。
au、「2年縛り」見直しへ 大手3社で初めて:朝日新聞デジタル
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