ドラマ化までされた峰なゆかの作品「女くどき飯」にあまりに酷似した作品の連載がスタートし、騒動になっています。詳細は以下から。
元AV女優でライター、漫画家の峰なゆかが「ぐるなび・みんなのごはん」に連載中の「女くどき飯」は、募集で選ばれた一般男性と峰なゆかが本当にデートに行き、その様子と実在の店の料理と共に漫画化するという企画。
2015年1月からは貫地谷しほり主演でTBS系でテレビドラマ化もされている作品で、現在も以下のリンク先から全作を読むことができます。
峰なゆか カテゴリーの記事一覧 - みんなのごはん
そして峰なゆか本人がツイッターで「設定もタイトルもさすがにパクリすぎなのではないだろうか???」としたのが講談社のハツキスで連載が開始される田所コウの「コトコトくどかれ飯」。
設定もタイトルもさすがにパクリすぎなのではないだろうか???→ 美味しいものを食しながら口説かれる「コトコトくどかれ飯」ハツキスで開幕 - コミックナタリー http://t.co/anvsqc84uD
— 峰なゆか (@minenayuka) 2015, 8月 13
内容に関してはコミックナタリーの記事では「主人公・琴子が淡く口説かれる様子が、実在する店で供される食べ物を交えて描かれていく」と紹介されており、タイトルも「コトコトくどかれ飯」と、確かにパクりと言われてもおかしくないレベルに酷似しています
峰なゆかはハツキスのツイッターアカウントに対して直接問合せをしていますが、ハツキス側は14日現在でも未だ黙殺を続けています。
そちらの雑誌で連載の始まったという田所コウさんの『コトコトくどかれ飯』ですが、コンセプトもタイトルも私の連載している『女くどき飯』をパクリすぎではないでしょうか!? 編集部側のご意見をお聞かせください!!! @hatsu_kiss
— 峰なゆか (@minenayuka) 2015, 8月 13
なお、現状ではこの問題に対して法的な対処は困難とのこと。
コトコトくどかれ飯の件に関して、いま編集部の人に法的に対処できる方法はないか調べてもらってるんだけど、たぶんこういうのってほとんど法的にどうこうできるものではないんだよ……。出版社と作家の、常識とか良心とか、そういうので普通やらないじゃんこんなの……。
— 峰なゆか (@minenayuka) 2015, 8月 13
実際にヒットしたり優れた漫画がなんらかの形でパクられることは珍しくありませんし、そうしたパクりが続いた結果「○○もの」としてジャンル化していくこともあります。しかしここまでのピンポイントでのパクりには周辺からの批判も噴出。
両方とも「実在店で主人公が男性に口説かれる」漫画で、片方が既にドラマ化済ませてて『女くどき飯』だったら、まだ始まってない新連載で『コトコトくどかれ飯』は避けたほうが普通に安全じゃん…。今から『STO』(スーパーティーチャー鬼山)ってタイトルの漫画はマズイじゃんみたいな話じゃん…。
— 中村珍 (@nakamura_ching) 2015, 8月 13
編集部がこういうタイトルでこういう漫画を描いてくださいと漫画家に発注することは良くあるので、田所コウさんが全く知らずに描いてる可能性は全然ある。でも、さすがにあのタイトルは、編集部が何も知らなかったはなかなかに通らないのでは。作家さん守る意味でも編集部、コメントを出して欲しいなあ
— 犬山紙子 (@inuningen) 2015, 8月 13
どこまでハツキスは峰なゆか側の問い合わせを黙殺し続けるのでしょうか。
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