品薄が顕著になっていることから、新型が登場するのではないかということを先日BUZZAP!でお伝えしたパナソニックの大容量外付けバッテリー「Charge Pad」が、新たに「USBモバイル電源」という名前で発売されることが明らかになりました。用途に応じてさまざまな超大容量モデルを含めた、さまざまなモデルがラインナップされています。
詳細は以下から。
「USBモバイル電源」シリーズを発売 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic
パナソニックのプレスリリースによると、同社は5月28日から「USBモバイル電源」シリーズを順次発売するそうです。
「USBモバイル電源」はスマートフォンやタブレット端末を充電できる外付けバッテリーで、ラインナップはコンパクトな低容量タイプや高容量タイプに加えて、USBおよびAC電源だけでなく無接点充電規格「Qi」にも対応したワイヤレス充電が可能なタイプを含めた計8機種。
また、USBポートを2つ備えた「QE-PL202」「QE-PL301」「QE-QL201」「QE-QL301」の4機種はDC5V、計1.5Aでの出力が可能。1A以上の大容量出力が必要なモデルでも充電できるようになっています。
無接点電源「Qi」での充電に対応した「QE-PL202」。電池容量はスマートフォンを約2回充電可能な5400mAhで、無接点充電に対応していない「QE-QL202」もラインナップされます。
「QE-PL202」でスマートフォンを充電する様子。奥ではスマートフォンを約1回充電できる2700mAhモデル「QE-PL102」が無接点電源パッドで充電されています。なお、無接点充電に対応していない2700mAhモデル「QE-QL101」も同日発売予定。
スマートフォンを約0.6回充電できる、1430mAhタイプの「QE-QL102」は無接点充電非対応。
乾電池「EVOLTA」を2本入れることで、スマートフォンを約0.5回充電できる「QE-QV201」
そして新しくなった「USBモバイル電源」の目玉となる「QE-QL301」。無接点充電には非対応ですが、スマートフォンを約4回充電できる10260mAhの超大容量バッテリーを搭載しており、6月28日発売予定。また、無接点充電対応で約3回充電できる8100mAhのバッテリー搭載モデル「QE-PL301」も5月28日に発売されます。
なかなか充実したラインナップとなった「USBモバイル電源」ですが、1つ気になるのが同じパナソニックから発売されていた「eneloop mobile booster」の存在。
「eneloop mobile booster」はパナソニックが吸収合併した三洋電機が発売していた外付けバッテリーで、「USBモバイル電源」のベースになったモデルと言っても過言では無いわけですが、このままブランドが統合されることになるのでしょうか……?
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