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砂糖を摂り過ぎる元凶のように言われるコーラですが、スタバのドリンクに入っている砂糖の量はそれよりも遥かに多い場合があることが判明しました。
コカ・コーラ1缶に含まれる砂糖はティースプーン9杯分。その驚くほどの多さに肥満の原因のひとつだという認識は広く共有されています。しかし、何の気なしに飲んでいるスターバックスなどのコーヒーチェーン店のホットドリンクに含まれる砂糖はそれよりも遥かに多い場合があります。
イギリスのキャンペーングループの「Action on Sugar」はスターバックスやマクドナルド、ケンタッキーフライドチキンなどの有名チェーン店の130のホットドリンクに含まれる砂糖の量を比較。その結果98%が糖分過多であることが分かりました。
その中で最も多く砂糖が含まれていたのがスターバックスの「Hot Mulled Fruit - Grape with Chai, Orange and Cinnamon Venti」というドリンク。ここにはなんとティースプーン25杯分、99gもの砂糖が入っていたのです。
世界保健機関(WHO)が2014年に発表した新ガイドラインによると、推奨される1日あたりの糖分摂取量は25gまで。これは缶コーラ1本でもアウトになってしまう量ですが、スターバックスのこのドリンク1杯で4日分の糖分を摂取してしまうことになります。
なお、スターバックスによく行く方は気付かれたと思いますが、上記ドリンクはVentiという日本ではなかなかオーダーしない最も大きなサイズ。通常のショートサイズを主にオーダーしている人がいきなりここまでカロリーオーバーすることはありません。
しかしグラフを見ると、同じVentiサイズでお馴染みメニューのキャラメルマキアートはティースプーン11杯で42.1gと、メニューによって大きく差があることが分かります。期間限定のフレーバードリンクなど、普段飲まないドリンクをオーダーしようとする時、そここにどれくらい砂糖が入っているか、一度考えてみたほうがよいかもしれません。
もちろんたまには自分にご褒美も必要ですが、毎日こうしたカフェに通う習慣のある人はそのドリンクがコーラよりも肥満や生活習慣病の引き金になる可能性があることは忘れない方がよさそうです。
'Shocking' sugar levels in High Street hot drinks, warns charity - BBC News
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