マイクロソフトがパソコンメーカーに対するライセンス料金を引き下げることが明らかになりました。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、マイクロソフトは2017年3月1日から発効する新たなライセンス料金について、2016年よりも引き下げる方針であることをメーカー関係者が明かしたそうです。
マイクロソフトはノートパソコンの画面サイズやハイエンド・ミドルレンジ・エントリーモデルの区別、そしてクラムシェル型や2 in 1などのタイプによってライセンス料が変わる仕組みを導入していますが、今回新たに14.1インチの廉価版ノートのライセンス料が引き下げられたとのこと。
マイクロソフトが引き続きライセンス料を引き下げる背景として、ライセンス料金を必要とせず、低価格を実現できるChromebookが教育機関などでWindowsを圧倒しつつあることが挙げられています。
なお、Chromebookは着実にシェアを伸ばしつつあり、すでにLenovo、Acer、ASUS、Dell、Samsung Electronicsといった有力メーカーが参入済み。ただでさえパソコン市場が縮小する中、マイクロソフトは当面Google相手に防戦を強いられることとなりそうです。
Microsoft lowers 2017 Windows 10 licensing rates for low-cost notebooks
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