やはり京大生にとって立て看板規制は「祭り」でしかなかったようです。詳細は以下から。
先日BUZZAP!でもお伝えした京都大学の立て看板規制。京大生らがおとなしく従うつもりなどまったくなさそうなことは一昨日に指摘していましたが、余裕で看板も増やされ、新しい燃料が透過されている様子が明らかになりました。
例えば百万遍交差点ではこんな感じでしたが…。
今日になって完全に増えています。機動隊が突入したり機動隊を追い返していることで有名な京大熊野寮の寮祭の立て看板がずらりと並びます。やはりここは引きませんね。
そしてガムテープでなにやら貼られていますが…。
_人人人人人人人_
> 突然の出題 <
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こちらはもうちょいガチですね。左側の記事は西日本新聞の「立て看撤去方針に『敬意表する』京都市長が京大を評価」というもので、門川大作京都市長が記者会見で「誠実に対応してもらっていることに敬意を表し、取り組みを見守りたい」と評価したり「条例の理念とは相いれないと思っている。条例を守っていただきたい」と述べるなど、京大生の「祭り」にガソリンをドバドバとぶっかけているもの。
ガムテープを準備してくれる親切な人もいたようですが、使い切られたのか持ち去られたのか既にありませんでした。
こちらは京都大学ジャズ研究会のもの。ブルーシートにスプレーで描くセンスはとてもよいですね。どこからどう見ても立て看板ではありません。
これ以外にもいろいろありますが、動画でまとめてみたのでどうぞ。
京都大学にて、立て看板闘争が始まる - YouTube
何かに似ているような気がしましたが、これはどうも5ちゃんねるとTwitterのいいとこ取りになっているように思えてきました。リアルに即座に反応するスレッド(もしくはタイムライン)、有益な情報とネタ投稿、ほとばしるユーモアと冗談抜きのガチ勢(中核派含む)の交錯、絵師の光る作品がバズり、市長からも追加燃料の投下など、SNSや巨大掲示板での炎上や祭りが京大のウォールというリアルで起こっていると考えるといろいろ感慨深いものがあります。
ここまで来ると、門川市長の立て看板撤去要請も記者会見での発言も全て京大の立て看板というカルチャーを盛り上げて京都観光のひとつのデスティネーションにしようという壮大な自作自演ではないかと思えるレベル。
どちらにせよ、京大生が森見登美彦や万城目学の小説よりも奇なりと唸ってしまうようなアイディアを炸裂させてくれることを願ってやみません。
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