聴いたことのないまったく別の音色が響き渡ります。しかもかなりいい音です。ぜひチェックしてみてください。詳細は以下から。
スウェーデンの音楽家Mattias Krantzさんはピアノの弦を鳴らすハンマーを、本物の「カナヅチ」に置き換えるという壮大な実験を行いました。
中古のピアノを購入し、ズタボロなチューニングを直し、大きさの合うカナヅチを探し、トラブルを乗り越え、300時間にわたる作業の後にKrantzさんはようやく演奏にこぎつけます。
まず通常のピアノ用木製ハンマーでの音色はこちら。
そしてカナヅチピアノの演奏はこちらから見ることができます。
ピアノらしい柔らかくぬくもりのある音からパンチの効いた、荘厳ささえ感じる響きに代わっています。なお、鍵盤がクソ重くなっていて演奏するのはひと苦労とのこと。
DTM全盛期ではありますが、まだまだアナログ楽器の可能性は計り知れません。
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