NTTドコモがソーシャルゲームに参入することが明らかになりました。
ドコモが交流ゲーム グリー・DeNAに対抗 :日本経済新聞
日本経済新聞社の報道によると、NTTドコモは11月下旬をメドにソーシャルゲーム事業に参入するそうです。これはバンダイナムコゲームスなど十数社からゲームの提供を受けて配信を開始するもので、KDDIやソフトバンクモバイルなどの他社携帯電話ユーザーも利用できるようにするとのこと。
先行するソーシャルゲーム大手、GREEとDeNAの会員数が重複を含めて約7000万人であるため、6000万人のユーザーを抱えるNTTドコモの参入は業界に大きなインパクトを与えることになるわけですが、さらにNTTドコモはゲーム開発会社から受け取る配信手数料を他社のほぼ半分となる売り上げの2割前後に抑えて対抗する方針とされています。
スマートフォンの普及でiモード時代のようにユーザーを囲い込むことができなくなり、回線を提供するだけの「土管屋」と化すことを懸念している感のある携帯電話会社。今回のNTTドコモのソーシャルゲーム事業参入は、「脱土管屋」という側面で大きな意味を持つこととなります。
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