早ければ11月にも登場するとみられるクアルコムの最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2」。
エネルギー効率を追求した開発へと舵を切ることで、近年の発熱問題を解決するのではないかと期待される中、さらなる朗報が飛び込んできました。以下から。
中国版ツイッター「weibo」でのリーク情報によると、現在クアルコムが開発中のSnapdragon 8 Gen 2はApple A16のグラフィック性能をわずかに上回る可能性があるそうです。
また、現行のSnapdragon 8 Gen 1よりも高いクロック数で動作するとのこと。
しかしあくまで強化するのはグラフィック性能で、競合となるMediaTekのプロセッサ「Dimensity 9000」シリーズがCPU性能の強化を目指しているのと対称的になるとされています。
なお、Snapdragon 8 Gen 2はApple A16同様、エネルギー効率面で優位性のあるTSMCの製造プロセスを採用。
消費電力を抑えつつ処理能力を上げることができた成功例「Snapdragon 835」を手がけたチームによって開発されているようです。
・関連記事
「Snapdragon 8 Gen 2/Gen 3」TSMCが製造独占へ、サムスンの一人負けが2025年まで続くことに | Buzzap!
サムスン「Exynos」立て直しに元Apple技術者を起用、Apple AシリーズやTSMC製Snapdragonに対抗へ | Buzzap!
スマホ20万円超え確定へ、「Snapdragon 8 Gen 2」など新型プロセッサ値上げ | Buzzap!
Galaxyに2030年までSnapdragon独占供給か、Exynos消滅へ | Buzzap!