かねてから「ハードウェア面のアップデートはわずかにとどまる」と報じられていましたが、実際にその製造プロセスが判明したそうです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、「Pixel7」「Pixel 7 Pro」に搭載されている第2世代Tensorは、5nmプロセスを採用して製造されたそうです。
これはGoogleの広報担当者が明かしたもので、同社はこれまで第2世代Tensorのプロセス技術や製造元について明らかにしていませんでした。
プロセスが微細であるほど、消費電力や発熱が大きく減少し処理能力が向上するほか、製造コストも削減できるなどのメリットがあります。
iPhone 14 Pro搭載のA16 Bionic、Qualcommの「Snapdragon 8+ Gen 1」、Samsungの「Exynos 2200」など、現行のハイエンドスマホ向けプロセッサはいずれも4nmプロセスを採用。それらよりもさらに1世代前の性能という発売前の情報とも合致します。
Googleは第2世代Tensorについて「実世界のユースケースに対応させることを目的に構築」したとしていますが、公式情報のどこにも製造プロセスについて触れていないところを見ると、自慢できる目新しいものがないことを暗に示していそうです。
・関連記事
【悲報】「Pixel 7 Pro」2年前の型落ち性能に、第2世代Tensorのベンチマークスコアが正式発表前に判明 | Buzzap!
【解説】「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」ざっくり比較、「Google Tensor G2」搭載でソフトウェア面も強化 | Buzzap!
「Pixel 7」第2世代Tensorはゲーマー向けに進化か、ただしCPUやカメラはほぼ変化なし | Buzzap!