2023年はスマホ各社の勢いが伸び悩むこととなりそうです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Samsungが2023年のGalaxyシリーズ出荷目標を年率13%減となる2億9000万台に設定することを計画しているそうです。
減産台数は実に3000万台にのぼるとのこと。日本市場における2021年のスマホ出荷台数(約3374万台)に匹敵する数字であることを踏まえると、かなりの数字であることが分かります。
なお、主に普及価格帯のGalaxy AシリーズやMシリーズが減産される予定で、「Galaxy S」シリーズをはじめとしたハイエンドモデルは生産台数を維持する見通し。
台湾や韓国、そして日本の部品メーカーへの影響は避けられず、2022年に全世界で発売されたGalaxyシリーズ64モデルのうち14モデルにプロセッサを供給しているMediaTekも例外ではないとされています。
ちなみにSamsungのスマホ出荷台数に注目が集まるのは、ひとえに世界一のシェアを誇るメーカーであるため。
同社の動向は携帯電話業界の指標となるものであり、同社が率先して減産を行うというのは景気後退に伴う需要の落ち込みが目立ち始める携帯電話市場がいつ回復するか予測できないことを意味しています。
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