GPU性能が大きく強化されることで「iPhone 15 Pro(Apple A17)」をリードする性能を持つとすら期待されていた「Snapdragon 8 Gen 3」。
しかし残念ながら、差が縮まるどころかさらに引き離されることになるかもしれません。詳細は以下から。
最新スマホなどに関するリーク情報を提供しているRevegnus氏のTwitter投稿によると、Snapdragon 8 Gen 3は飛躍的な性能向上は期待できないそうです。
Snapdragon 8 Gen 3は1+3+4のコア構成で、AnTuTuスコア160万、3Dグラフィックのベンチマークソフト「GFX」のES3.1テストでは280fpsを記録したとのこと。
Snapdragon 8 Gen 2より約25%高いスコアであるものの、以前取り沙汰された「GPU性能が50%向上する」という話には遠く及ばず、一般的な進化の範囲に収まる内容です。
スクリーンショットなどの証拠はないものの、もし事実であればApple A17を上回れる要素が一切なくなってしまうSnapdragon 8 Gen 3。
省電力・高性能化の鍵となる2nmでのプロセッサ製造も2025年いっぱいまでAppleが独占すると見られているため、Androidにとって厳しい冬の時代がしばらく続くことになりそうです。
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