「Dimensity 9300」Apple A17に迫る圧倒的性能に、新型CPUコアで消費電力50％削減し年末にも搭載スマホ発売へ

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「Dimensity 9200+」でSnapdragon 8 Gen 2超えの性能を果たすなど、最近はハイエンド向けも印象的なMediaTekのプロセッサ。

最新プロセッサの「Dimensity 9300」では、従来では考えられないほどの性能改善が施されているようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、MediaTekの「Dimensity 9300」は、最新の超巨大コア「Cortex-X4」と大型コア「Cortex-A720」の4-4構成となるそうです。

これは、確度の高いリーク情報を扱う著名ブロガーのDigital Chat Station氏が明らかにしたもの。

Dimensity 9300に搭載のCPUコアは、アジア最大のコンピュータ見本市「Computex 2023」で昨日5月30日に発表されたもので、Cortex-X4は前世代より最大15％高速でありながら消費電力を40％削減しているとのこと。

高効率コアのCortex-A5xxが廃止され「オールビッグコア」設計となるとともに、前世代プロセッサのDimensity 9200よりも消費電力を50％削減しながら、「Apple A17」に匹敵する性能を実現するとしています。

正式な発表日は不明なものの今年後半にもリリースとされており、年末には搭載スマホも登場とみられるDimensity 9300。

「Snapdragon 8 Gen 3」の発表に対抗してのリリースとなれば、機種変更予定のユーザーはDimensity 9300搭載スマホを待ってから機種変するという選択肢も大いにアリではないでしょうか。