寿司で巨大な絵画を描く試みがウクライナで行われる


日本ではキャラ弁がずいぶん長いこと流行っていますが、旧ソ連圏はやることが違います。なぜかウクライナの日本食レストランでで大量の寿司を使って横1.97m、縦2.3mの巨大な絵画が描かれました。



The Largest Sushi Picture In Ukraine | English Russia:

ですが、その内容は2012年にUEFAがサッカーのチャンピオンシップをウクライナとポーランドで行うことを祝して、ということで日本は特別関係ありません。

最初の寿司が並べ始められました。職人の腕のタトゥーを見るとやはり外国なのだなと実感してしまいます。

招待客と見られる「日本人」たちも固唾を呑んだり、刀を構えたりしながら見守っています。

赤い花弁が赤い巻き寿司で彩られていきます。サーモンを外側に巻いているようです。

青い花弁が青い海苔巻きで彩られていきます。青い…だと?

白い部分はカリフォルニアロール風の巻き寿司が敷き詰められます。

完成です。びっしりと色とりどりの寿司が並んでいます。11人の寿司職人が34分かけて作り上げました。

鮮やかな青色が目に眩しいです。この作品を作るのにはなんと70kgの米、15kgの魚、2.5kgの野菜、そして1.5kgのクリームチーズが使用されたとのこと。クリームチーズ?

「日本人」の彼にはこの出来栄えはどう映るのでしょうか。奥には「キル・ビル」の主人公風のコスチュームに身を包んだ男性も。やはり日本繋がりということなのでしょうか。

完成後にはこの作品のオークションが行われ、7000UAH(67600円程度)で落札されました。収益はウクライナの孤児院に寄付され、作品はこの場に居合わせた全員で美味しくいただいたということです。