「ウルトラブック(Ultrabook)」をはじめとした各種パソコンが大幅に値下がりする見通し



Intelが提唱した高速起動・厚さ1インチ(または21mm)の薄さ・高速レスポンス・長時間駆動を実現するノートパソコン「ウルトラブック(Ultrabook)」。

従来のノートパソコンよりも圧倒的な薄さと高性能を兼ね備えており、今後普及が期待されるわけですが、ウルトラブックをはじめとした各種パソコンが大幅に値下がりする見通しであることが明かされました。



Ultrabook prices to drop 20-30% in early March to April

AcerやASUSといった大手Ultrabookメーカーを抱える台湾のIT系ニュースサイト「DIGITIMES」によると、3月から4月にかけて、Ultrabookの販売価格が20~30%下落する見通しであることを小売業者が明かしたそうです。

これはIntelが「Ivy Bridge」のコードネームで開発している、第3世代にあたる新型「Core i7」「Core i5」シリーズなどが4月に登場する予定であることを受けたもの。

現時点で2万2000~2万8000台湾ドル(約5万8300円~7万4200円)程度で販売されている、現行モデルの「Core i7」「Core i5」シリーズを搭載しているノートパソコンやデスクトップパソコンも同様の値動きをするとみられています。

なお、Acerのウルトラブック「Aspire S3」シリーズの台湾での販売価格は2万7000台湾ドル(約7万1600円)ですが、2万5000台湾ドル(約6万6300円)程度に値下がりするとみられるほか、すでにHPのウルトラブック「Folio 13」は4万2000台湾ドル(約11万1300円)から3万5000台湾ドル(約9万2800円)に値下がりしています。

上記はあくまで台湾の話ではありますが、新型CPUの登場に伴う在庫処分は日本でも数多く見られる話。さらに3月は決算シーズンであることから、小売店が販売価格を下げるケースも十分考えられるため、「安価になった現行モデルを買うか、新型CPUで高性能になった次世代モデルを購入するか」に悩まされる人も出てくるのではないでしょうか。

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