ものを食べると音の出るフォーク型の楽器「EaThermine」が謎すぎる



これまで当サイトでは世界の不思議な楽器をいろいろ紹介してきましたが、日本ではものを食べると可愛らしい音の出るフォークが開発されている模様です。

このフォークというか楽器の名前は食べる(Eat)と楽器のテルミン(Theremin)を合わせた造語で「EaThermine」。説明によるとEaThermineに刺した食べ物の種類や硬さによって食べる時に発する音が変化します。システムについての説明がこちら。


実際に使っているところがこちら。日本で開発されているため効果音が日本語です。てんぷらを食べる時は「SHORI」。なんだか三浦哲郎の「盆土産」を思い出します。




キュウリを食べて「PAKU」。



アイスクリームを舐めるとなぜか「GARIGORI」となることも。ガリガリ君なら納得なのですが。


しかも「好きな人の手を握って『あーん』して食べさせてあげても音が出る」という機能付き。なんというリア充仕様。


実際に使用している動画は以下から。

EaTheremin - YouTube


謎です。なんとも謎な楽器です。誰がどんな目的で使えばいいのか不明です。ディナーショー形式の即興演奏のLiveで観客の食事を音楽の一部として用いるくらいしか思い浮かびませんが、出音の種類やバリエーションによってはインタラクティブにしてエクスペリメンタルなことになりそうです。

なお、このEaThermineは先日ネット上で話題になったSpeechJammerの開発者の1人、Koji Tsukada氏が制作しています。

以下はSpeechJammerの動画。

SpeechJammer (en) - YouTube


きっと今後も遊び心に満ちた不思議な新技術を開発してくれるでしょう。

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