携帯電話各社が発売しているモバイル無線LANルーター。
パソコンやタブレット端末、ゲーム機などの無線LAN対応機器を外出先で気軽にインターネット接続できるというスグレモノで高い人気を誇っていますが、ソフトバンクがとんでもないモデルを新発売することを発表しました。
宅内外での無線LAN接続を実現するモバイルWi-Fiルーター「ULTRA WiFi BB SoftBank 101SB」、4月4日発売 | ソフトバンクモバイル株式会社
ソフトバンクモバイルのプレスリリースによると、同社は2012年4月4日(水)から新型モバイルルーター「ULTRA WiFi BB SoftBank 101SB」を全国で発売するそうです。
「ULTRA WiFi BB SoftBank 101SB」は、下り最大42Mbpsの高速パケット通信サービス「ULTRA SPEED」および全国24万ヵ所以上の公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」、宅内の固定ブロードバンドサービスに対応することで、家でも外出先でも利用可能なモデル。
ノートパソコンやポータブルゲーム機などのWi-Fi対応機器を、自宅だけでなく外出先へ持ち出した際にもそのままインターネット接続できるとされており、月額3880円の定額プラン「データし放題フラット for ULTRA SPEED」と2段階定額プラン「データし放題 for ULTRA SPEED」「データフラットプラン for ULTRA SPEED」「データフラットプランS」に対応。
「ULTRA WiFi BB SoftBank 101SB」本体。本体サイズ約62.5×105×15.2mm、重さ約130グラムで「ULTRA SPEED」用の1.5GHz帯およびイー・モバイルの回線網を利用した1.7GHz帯に対応。最大20台の無線LAN対応機器を同時接続できます。
それはそうと、「ULTRA WiFi BB SoftBank 101SB」の非常に気になる点はバッテリー駆動時間。カタログスペックではモバイルルーターとしてはかなり短い方となる2.6時間(2時間36分)ですが、公式ページに掲載された以下の注意書きによると、電波が不安定な状況や移動時といった使用環境によってはバッテリー持続時間が1.3時間(1時間18分)以下になる場合もあることになります。
電波を正常に受信できる静止状態での平均的な利用時間です。使用環境などにより、ご利用時間が半分以下になることがあります。
「ULTRA WiFi SoftBank 007Z」が4時間、「ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI」にいたっては3.5時間と、他社と比較してバッテリー駆動時間が短いモデルが多いソフトバンクモバイル。しかし「モバイルWi-Fiルーター」を名乗っておいて1~2時間台で電池切れ……というのはさすがに使い勝手以前の問題ではないでしょうか。
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