ウィルコムが「PORTUS」発表、下り最大42MbpsのULTRA SPEED対応でモバイルルーターにも

ウィルコムが下り最大42MbpsのULTRA SPEEDルーターとしても利用可能な新型PHS端末「PORTUS WX02S」を発表しました。

WILLCOM|「PORTUS<WX02S>」の発売について 1台で「ULTRA SPEED」と「だれとでも定額」が利用可能なデュアル端末を発売

WILLCOM|「ウィルコムプランW」の提供開始について ウィルコムどうしの通話、Eメール、下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」が定額で使い放題に

ウィルコムのプレスリリースによると、同社は4月26日から「PORTUS(ポータス)<WX02S>」を発売するそうです。また、販売開始に先立ち、2012年4月18日(水)から予約受付を開始。

「PORTUS」本体。2.2インチQVGA(320×240)液晶を備え、カメラやブラウザなどは非搭載。携帯電話などへの通話が無料となる「だれとでも定額」に対応した音声端末だけでなく、下り最大42Mbps、上り最大5.6Mbpsの「ULTRA SPEED」に対応した最大10台の無線LAN機器を同時接続できるモバイルルーターとしても利用可能。

1700mAhの大容量バッテリーを搭載することで、PHSとしては国内最長となる連続通話約14時間、連続待受け時間約50日を実現。なお、モバイルルーターとしての駆動時間は約4時間で、利用シーンに合わせて「Wi-Fiルーター優先」や「PHS優先」といった省電力設定を利用できるほか、電池残量に応じてWi-Fiルーターを停止する機能も搭載しているのが特徴です。

また、サイドキーをスライドさせるだけで簡単にWi-Fiルーター機能のオンオフを切り替えられるほか、無線LAN機器をワンタッチで接続できるWPS機能も採用。

気になる利用料金ですが、新たに専用料金プラン「ウィルコムプランW」が提供され、ウィルコム同士の通話、Eメール、下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」をキャンペーン料金として月額3880円で利用可能になるとのこと。ちなみにキャンペーンの終了時期は現時点では告知されていません。

利用料金イメージ。なお、「ウィルコムプランW」は「もう1台無料キャンペーン」の主回線として契約できますが、副回線としては契約できません。

「PORTUS」本体のウィルコムストアでの販売価格。「W-VALUE SELECT」を適用した場合、24ヶ月利用時の実質負担額は1万2000円となります。

あくまで「ULTRA SPEED対応のモバイルルーターになるPHS端末」というコンセプトで、スマートフォンや各種無線LAN対応機器などと組み合わせることを前提にしていることがよく分かる「PORTUS」。2台目需要を狙うウィルコムらしい端末ですが、定額の高速データ通信と定額音声通話をうまく組み合わせることに成功しているため、試みとしてはなかなか面白いのではないでしょうか。

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