ウィルコムが安価に防犯できる「お知らせ窓センサー」発売へ、ただし3年縛りで「もう1台無料」対象外


ウィルコムが安価に防犯できる「お知らせ窓センサー(WX04A)」を発売することを発表しました。

詳細は以下から。



WILLCOM|「おしらせ窓センサー<WX04A>」の発売について

ウィルコムのプレスリリースによると、同社は3月23日(金)からエイビット製の「おしらせ窓センサー(WX04A)」を発売するそうです。

「おしらせ窓センサー」は磁気センサーを内蔵したPHS端末で、窓に取り付けて使用。窓の開放を感知すると警告音を発した上で、あらかじめ登録した通知先にEメールで知らせる機能を搭載。

最大3つのメールアドレスを専用サイトから登録でき、パッケージに記載されているQRコードを読み取ることで、携帯電話からサイトへアクセスすることも可能。

「おしらせ窓センサー」本体。PHSの省電力を活かして単4アルカリ乾電池2本で約6ヵ月以上駆動するほか、電池残量が少なくなるとEメールで通知する機能も搭載。公式サイト「ウィルコムストア」での本体価格は無料・月額利用料金は525円の専用コースで、5月31日(木)までに契約すると初月の基本使用料は無料になります。

本体の設置イメージ。両面テープで貼るだけで取り付け可能で、自分で窓を開ける時のために、監視モードの設定・解除が可能な「一時停止ボタン」を備えています。

なかなか良さそうな「お知らせ窓センサー」ですが、新たに提供された専用料金コースは1年間を契約期間とする年間契約が必須で、契約期間中に解約すると初年度は4200円、2年目以降は2100円の「年間契約解除手数料」が発生。

さらに「お知らせ窓センサー」専用料金コースは3年契約のプランであるため、3年以内に解約した場合、専用料金コースの解除手数料として5775円がかかるため、「年間契約解除手数料」とあわせて最大9975円の解除手数料が発生する場合があるとのこと。

つまり一般的な携帯電話よりも1年長い、3年縛りを課していることになるわけですが、ほかにもウィルコムが提供している2、3台目のPHS端末の月額利用料金が無料になる「もう1台無料キャンペーン」の対象外(主回線として利用することも、副回線として契約することも不可)となるなど、契約にあたっての条件が厳しくなっています。

簡単設置・乾電池駆動などのメリットと長期間契約・もう1台無料対象外という部分を天秤にかけることになりそうな「お知らせ窓センサー」ですが、どれだけユーザーに受け入れられるのかが気になるところ。ちなみに親会社となったソフトバンクモバイルも月額490円の「みまもりホームセキュリティ 101HW」を提供していますが、こちらは2年契約です。

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