昨年末に金正日総書記が死去し、金正恩体制へと移行した北朝鮮。政権交代後も国民の生活は苦しく、依然として食糧難が続いているわけですが、そんな北朝鮮にある遊園地の写真が公開されています。詳細は以下の通り。
これが北朝鮮の首都・平壌にある万景台遊園地。
洋服を着た人々。
メリーゴーラウンドをはじめ、日本でも見かける遊具があります。
看板の子どもの表情に何とも言えない気持ちにさせられますが、夢の超特急も。
動物園コーナーにはクジャクが1羽。
お手洗い。洗面台には蛇口がありません。
動かなくなったゴーカート
そして遊園地といえばジェットコースター
レールの老朽化が気になります。
日本の遊園地のように常時動いているわけではなく、乗る前には工具を持った男性がレールへと上り、点検を行います。
待つ人々
レールの点検を終えた後は試験的にコースターを走らせます。
ようやくスタート
なかなか楽しそう。
食糧事情や電力事情を考えると、この万景台遊園地は主に富裕層向けの施設ということになるわけですが、そのことを念頭に置いて見直してみると、また違ったとらえ方ができるのではないでしょうか。なお、以下の記事でオリジナルの写真を見ることができます。
Hoping No One Dies at the North Korean Fun Fair! | VICE
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