ここまで来るとどれが主役なのか分かりませんが、あのコモドール64を大胆にボディに使用したベースギターでありシンセサイザーでもある楽器が登場です。
Jeri Ellsworth & Her Commodore 64 Bass Guitar Thing ≫ Synthtopia
1982年に発売され、単一機種で最も販売台数の多いパーソナルコンピュータとして知られるコモドール64。現在も欧米を中心にファンは多く、内蔵されたSID音源はチップチューン作成の際に頻繁に利用されています。
この「Commodore 64 Bass Guitar」ももちろんそのSID音源を使用。弦を弾いてもキーボードを叩いても音が出ます。また、右側のファンクションキーを押すことで弦とキーボードの音色を変更することも可能となるなど、かなりの作りこみです。
これを作成したのはワシントン州ベルビュー在住でエンジニアのJeri Ellsworth氏。
インタビューと実演は以下の動画の0:40~5:40にて。かなりレトロで面白い音を出しており、弾いている姿もいい感じ。
DTMというとステージ上で微動だにせずMac Book Proをポチポチといじっている姿を想像してしまいますが、これは新たなパフォーマンスの可能性と言えるのではないでしょうか。
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