NTTドコモが現在提供している下り最大75Mbps、上り最大25MbpsのLTEサービス「Xi」を高速化させる意向であることが明らかになりました。
また、つながりやすい「プラチナバンド」を利用したLTEサービスを展開するとされています。
詳細は以下から。
ドコモが「プラチナバンド」でLTE投入 iPhone勢に対抗 :日本経済新聞
日本経済新聞社の報道によると、NTTドコモは800MHz帯(プラチナバンド)の上下各5MHz幅を利用し、新たに下り最大37.5MbpsのLTEサービスを今冬をメドに展開していくそうです。これは決算会見で明かされたもので、今まで利用されていた2GHz帯に加え、800MHz帯が追加されることでつながりやすくなることが期待されます。
また、NTTドコモは総務省からLTE向けに割り当てられている1.5GHz帯の電波を使い、2012年末からサービスを下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsに高速化。サービス展開は仙台、新潟、金沢、高松、那覇の5都市から行われ、それ以外の地方都市にも順次拡大予定。東京・名古屋・大阪での高速化は免許の制約が解除される2014年度に行われるとのこと。
ちなみにLTEサービスはKDDIが800MHz・1.5GHz・2GHz帯、ソフトバンクモバイルは2GHz帯を採用して今秋展開予定で、選考して展開しているNTTドコモ、イー・モバイルと合わせ、携帯電話各社がLTEサービスでそろい踏みする形に。なお、KDDIは「4G LTE」について、2012年度末までに実人口カバー率を約96%にまで引き上げることで、一気に実用レベルに持ち込むとしています。
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