「人類補完計画」「秘密結社ゼーレ」「黒き月」「アダム」そして「リリス」……と、難解な言葉が数多く登場し、謎解き的な要素も備えていた「新世紀エヴァンゲリオン」。
しかし多くの単語の意味は本編を一度見ただけでは理解できず、「なんとなく分かったような……」という気分になっていたり、そもそも解明を諦めてしまった人も少なくないはず。そしてそんな人でも簡単にエヴァの背景を理解できるハイクオリティな動画「エヴァンゲリオンがさらにわかる動画:旧」が公開されました。
これが「エヴァンゲリオンがさらにわかる動画:旧」。14分におよぶ大作ですが、どこかで聴いたような数々のBGMやオリジナルCG、そしてパロディ要素を交えつつ解説されていくため、見飽きることが無く、なかなか見応えがある1本となっています。
エヴァンゲリオンがさらにわかる動画:旧 - YouTube
さわりの部分だけを少し解説。あくまでTV版「新世紀エヴァンゲリオン」と劇場版「Air/まごころを、君に」を解説するためのムービーであり、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の内容は含まれていない点に注意が必要です。
まずは太古の地球に大質量隕石が衝突するところからスタート。
その際、南極大陸になるところに大質量隕石から落下したのが……
「白き月」
中から出てきたのは第1使徒「アダム」や「ロンギヌスの槍」「死海文書」、そして「サキエル」「シャムシエル」などの使徒たち。
そこからさらに月日が経過して、またしても大質量隕石が落下。これが「ファーストインパクト(ジャイアントインパクト)」です。
そして将来、日本になるところに……
「黒き月」が落下。
中には第2使徒「リリス」が入っていました。
そしてリリスの体液が流れだします。
リリスの体液は「生命のスープ」として地上にあふれ、さまざまな生命を生み出し、やがて生まれたのが人類。なお、生命のスープは劇中でエントリープラグに充填され、エヴァパイロットの肺に直接酸素を送り込む液体「L.C.L.」のことを指します。
ちなみに地球にぶつかった2つめの大質量隕石はその後「月」となりました。どこかで見たことある2人が写り込んでいるような気がするのはきっと気のせい。
このように、本編の映像や解説のために作られたオリジナルCGを交えつつ、丁寧に解説が進んでいく「エヴァンゲリオンがさらにわかる動画:旧」。
思春期にエヴァの本放送が始まり、文字通りエヴァに取り憑かれてしまっていた人も、新劇場版やパチンコなどから入って見始めた人も楽しめる内容となっているため、一度観てみることをオススメします。
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