水族館の水槽をじっと見つめた経験はありませんか?地上とは全く違う水の中、そこに盆栽を組み合わせたら神秘的な世界が生まれました。
花や植物を用いた作品を作り続ける日本人アーティスト、東信さんは水の中に収めた真柏の枯れ木にウィローモスという水性苔を着床させて葉に見立て、水中の盆栽を作り上げました。
LED照明と二酸化炭素の放出によって苔に光合成と呼吸を行うための自然界のサイクルを再現し、濾過装置で水槽は常にクリアに保たれています。
風に葉がそよぐように水中でゆらゆらと揺れるウィローモスが繊細で美しいです。ぜひ動画でご覧ください。
海外では非常に評価が高く、近年日本でも世代を問わず人気の盆栽。これからは趣味としてもアートとしてもより広く受け入れられていくのでしょうか。
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