暖かそう！もっふもふな毛玉生物に呑み込まれる椅子

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見て下さいこのもっふもふっぷり。この謎の生物、実は椅子。大きな口にぱっくり呑み込まれながら座れてしまいます。

まるでまっくろくろすけを巨大化させたようなふわふわでもふもふの毛玉状の丸い塊。実はこれ、れっきとした椅子。中にすっぽり呑み込まれた状態で座れ、揺り椅子のようにゆらゆら揺れてひっくり返ることはありません。中には小さなムード照明も付いていて、引きこもってひとりでのんびりしたりじっくり読書もできます。どんなに寒くてもこの中に入ればほかほか暖かそう。

この不思議な椅子のインスピレーションは、デザイナーのJason Gohが子供の頃のおばあさんとのエピソード。Jason少年が食べ物（フィッシュボールという魚の練り物を揚げたものが好物でした）で遊んでいると、おばあさんがやってきて「食べ物で遊ぶと怖い毛だらけのフィッシュボールのお化けが出てきてあんたを食べちゃうよ！」と怒られたそうです。

Jason少年は大人になり、その話を元にこの椅子を創り上げました。なのでこの椅子には悪い子を食べてしまうために長くて真っ赤な舌が付いています。ちなみに今のところ販売はされていない模様。

ちょっと怖いですが、子供の夢が現実になった素敵な作品ですね。でも、日本では夏の間は暑すぎて座る気になれなそうです。

Moyee - Monster Chair by Jason Goh ≫ Yanko Design