日本時間の2月21日8時にアメリカで開催される「PlayStation Meeting 2013」において何かを発表するとみられているソニーが、年内に「PS4」を発売する予定であることが明らかになりました。
朝日新聞デジタル:プレステ4、年内発売 7年ぶり新型、ソーシャル連携も - 経済・マネー
朝日新聞社の報道によると、ソニーは2006年の「PS3」発売以来、実に7年ぶりとなる新型据え置きゲーム機「PS4」を年内に発売するそうです。PS4は多くの人々が予測している通り、「PlayStation Meeting 2013」で発表される予定とのこと。
詳細は明かされていませんが、画面が高精細になるほか、PS3とほぼ同じコントローラーにタッチパッドが付くとみられています。なお、日米とも発売は年末商戦の時期になり、価格は検討中ですが、4万円を超える見通しです。
ソーシャルゲームの普及を受けて携帯ゲーム機の市場がスマートフォンに食われつつあり、特にPS Vitaはソニー自身の戦略もあって窮地に追い込まれている感があるわけですが、ソニーがPS4に対してどれだけ注力できるのかは、同社のゲーム事業の今後を占う試金石になると考えられます。
また、4万円を超えるとされる価格についても、発売当初は製造原価が販売価格を上回る「逆ざや」状態であることが十分に考えられるため、製造コストをどれだけ短期間で圧縮できるのかという点や、PS3で問題視された過去のゲーム機との互換性といった部分が次世代ゲーム機市場で先行する任天堂や、いずれ新型ゲーム機を発売するであろうマイクロソフトとの勝負の分かれ目ではないでしょうか。
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