iPhoneやiPadでしのぎを削り、少しでも有利になるように割引プランなどを打ち出し続けるKDDIとソフトバンク。
その結果料金プランは煩雑になる一方で、「分かりづらい」という人も多いかと思われますが、両者を比較した「ある意味」分かりやすいニュースサイトがあります。
これがそのサイト「モバイルトレンド」。「iPhone 5の価格や入荷情報、予約受付日、使い方などの情報をいち早くお届け!」というコンセプトのニュースサイトです。
iPhone5の予約・入荷・使い方など、おトク情報が満載! - モバイルトレンド
そして同サイトでは以下のようにKDDIとソフトバンク版iPhone 5の料金プランを比較する記事などが中心に掲載されています。
今、世の中で一番人気の iPhone5 がおトクに手に入るチャンス!『学割』を活用して!おトクに買おう!iPhone5 は、“断然”ソフトバンク が割安!家族が増えれば増えるほどおトク!
MNPと学割を使って契約したiPhone 5を3年間利用し続けた場合の比較。2人家族なら3万3960円(うち2万1360円がPhotoVision TV本体代金)、3人家族なら6万1620円(うち4万2720円がPhotoVision TV本体代金)……といったように、断然ソフトバンクの方が安くなるとのこと。そんなに何台もPhotoVision TVは必要になるのでしょうか。
さらにソフトバンクオンラインショップで申し込むと、Amazonギフト券がもらえるプレゼントキャンペーンも実施中であることが紹介されています。
ソフトバンクの学割おトクなんです。ソフトバンクが展開する「ホワイト学割 with 家族2013」に家族加入すると、Photo Visonがなんとタダに!家族4人で3年間で最大約9万円ほどおトクに!さらにオンラインショップ限定でアマゾンギフト券最大1万円プレゼントキャンペーン実施中。このおトクなチャンスにぜひお申し込みください。
ほかにもプリペイド携帯電話の特集も実施中。ソフトバンクオンラインショップ限定で「プリモバイル祭り」が実施されていることなどを記事化しています。
特集 - プリペイド携帯、ソフトバンク「プリモバイル」の情報ならモバトレ
さらにモバイルトレンドでは「著名人コラム」としてIT系ジャーナリスト、津田大介氏によるコラムがiPhone 5発売直前の2012年9月12日に掲載。
著名人コラム - 新しいiPhone、スマホ、WiFi、プリペイド携帯のおトク情報が満載のモバトレ
au版が通話中データ通信できないことに触れ、そのような使い方をする人に対してソフトバンク版iPhone 5を薦めています。
もう1つソフトバンク版でないといけない理由は電話でスケジュールの調整をすることが多いからですね。前述の通り、僕の場合、予定はGoogleカレンダーですべて管理しているので、電話で「○○日の予定は?」と聞かれたときに、他人の予定まで含めて確認しようとすると、通話しながらネットに接続できる必要があるんです。au版は回線方式の問題でスピーカーフォンにして通話しながらネットで調べ物ということができないので、そこは大きなマイナスポイントですね。
iPhone 5が発表されましたが、au版はまだその制限が付いているので、通話しながらネットもするというスタイルでiPhoneを使っている人はソフトバンク版を利用した方がいいと思いますね。
ちなみに当の津田氏はiPhone 5の発売に合わせて長年使ってきたソフトバンクからauに乗り換え。発売10日後の10月1日時点で自宅に電波が入らなかったことや、あらかじめ分かっていた通話中データ通信の制約に触れ、「通話と通信同時にできないのは思った以上に不便」「事と次第によってはソフトバンクに戻す」とコメントする事態となりました。
ところで俺は今回のiPhone5、MNPでauの庭に移動したわけですが、肝心の自宅で電波を拾わなくなって絶賛涙目中であります。KDDIさん、ぜひ高円寺の電波を強化していただきたく……。
— 津田大介さん (@tsuda) 2012年10月1日
KDDIのiPhone5にして良かったのはとにかくテザリング。LTE拾うとかなり快適。ただ、通話と通信同時にできないのは思った以上に不便。テザリング中に電話かかってくると問答無用で留守電になるし、テザリング中に食べログアプリから電話しようとしたらかけられなくてうわって思った。
— 津田大介さん (@tsuda) 2012年10月1日
なんで今すぐiPhone5が欲しいって人以外は12月のソフトバンクテザリングが始まるまでは、様子見た方が良さげかも。自宅に電波入らないのは致命的なので、事と次第によってはSBに戻すかも……。
— 津田大介さん (@tsuda) 2012年10月1日
このようにソフトバンク版iPhone 5のメリットやソフトバンクオンラインショップ限定のキャンペーンなどについて詳細に解説してくれるモバイルトレンドですが、1つどうしても気になるのが2013年3月5日時点で「ページに貼られている広告すべてがソフトバンクオンラインショップのものである」という点。
一見ニュースサイトのような体裁にもかかわらず、よくよく読み進めるとすべての記事内容や広告がソフトバンクオンラインショップへの誘導を図るものとなっていますが、これはどういうことを意味しているのでしょうか……?
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