【印度通信 Vol.17】ガンジス河のグラフィティ


聖なるガンジス河の最も聖なる場所、ヴァラナシ。この河沿いを歩いていると壁にベタベタと看板やら絵やらが直書きされています。中から面白いものを探してみました。

看板を書いているのはインド人の職人たち。外国人のツーリスト向けの宿やカフェの看板もあればヒンディー語で書かれた巡礼者用のものもあります。

こちらはおそらく外国人たちが描いていったと思われるグラフィティ及びそれに似た何かたち。インドをモチーフにしたものからもっとサイケデリックなものまであります。何年も残っているもの、描かれたばかりのものが混在しています。

まるで神殿の壁画のようになってます。

ヒンドゥー教最強のドゥルガー女神ですが、そこに洗濯物を被せてくる辺りインド人らしいです。

木陰で横になって気持ちよさそうなシヴァ神。手前にはガンジス河で洗濯されたばかりのサリーが干されています。

絵ではありませんがひっそりとインベーダーが隠れていました。

看板もグラフィティも、時とともに色あせて他のものに上書きされながらも古いものがひょっこりと顔を出し、積み重なる歴史を感じさせてくれるのがヴァラナシのよいところ。あなたが訪れた時にはどんな絵が迎えてくれるでしょうか?それはその時だけの体験になるはずです。

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