ハンバーガーを120円、チーズバーガーを150円に値上げするなどしてきたマクドナルドが「100円マック」自体については継続する方針であることを明かしました。
朝日新聞デジタル:100円マックは継続 原田会長「撤退する環境にない」 - 経済・マネー
朝日新聞社がマクドナルドの原田会長に対して行ったインタビューによると、今年5月に行ったハンバーガーの値上げは「そもそも値上げではない」そうです。
これは値下げした商品があることや、100円商品の中で最も売れていたハンバーガー「チキンクリスプ」などの価格を据え置いたことなどを受けたもので、客数と客単価と利益率を上げていくための「価格調整」とのこと。
また、新たに投入した目玉商品「マックダブル(190円)」は100円台と200円台の商品との間に階段を設けるもので、価格調整によって100円のハンバーガーを120円に引き上げることで、消費者の「もう少し高い商品を買おう」という意識が強くなり、実際に効果が現れていることにも言及。
なお、100円マックの今後については「撤退する環境にない」とした上で、報道の影響で「値上げ」というとらえ方が一定程度広まっていることを意識した上で、お得感や納得感に対する消費者の認知を深めていく方針を表明しています。
ちなみにマクドナルドが5月に行った価格改定はこんな感じ。低価格商品を「Value Picks(バリューピックス)」というカテゴリに据え、ハンバーガーを120円(旧価格100円)、チーズバーガーを150円(旧価格120円)へと引き上げていました。
そして目玉商品のマックダブル。乱暴に言うならハンバーガーとチーズバーガーを合体させて、バンズを1セット抜いたような内容ですが、目玉商品と位置づけるだけあって、コストパフォーマンスは悪くなさそうです。
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