Photo by Diego K
かっこよく、かわいくありたいという願望。人は自分の見た目への思いをいつまで持ち続けられるのでしょうか。なんと男性は女性よりも10年以上も早く、まだ中年のうちに諦めてしまうことが明らかになりました。
最新の調査によると、男性は平均して46歳までにファッショントレンドや自分をかっこ良く見せることへの関心を失ってしまうことが分かりました。一方女性は13年も長く、59歳まで自分の外見への関心を持ち続けます。ただし、逆に女性は男性の2倍の割合で自分の外見に自信がなく、3分の1が自らの外見に満足していません。
また、この調査の被験者である2000人の男女の打ち3分の1が自分の外見に自信が持てないことで幸福感を感じられないとしています。3分の1の被験者が自らは運動を面倒に思うタイプではないとしながらも、被験者の半数以上は自分の身体的な外見に満足できていません。なお、別の3分の1は彼らの食べるものやアルコールの了に無頓着でした。
7割の男性は常に自分の外見に気を使わず、半分以上が自分の見た目へのプライドを持っておらず、3分の1の男性は食べたいものを食べ、飲みたいものを飲み、食事と健康の関係を大して気にしていません。
さらに既婚男性について言えば、3分の2が結婚後は外見に気を使わなくなるのは普通のことだと考えています。実際に平均的な男性が見た目に悩むのをやめてしまうまでには、結婚式からわずか26ヶ月程度しかかかりません。
また、外見だけの問題ではなく、半数近くの男性が慢性的な健康上の不安を長く抱えており、それらを改善させようという意欲も失ってしまっています。
外見と健康への意欲を負のスパイラルに呑み込ませてしまう他の要素としては、快適さに対する好みのスタイルの違い、そして何がトレンディで何がファッショナブルではないのかという情報を追い続けることへの嫌気が増すことが挙げられます。被験者の4分の1が健康と外見を良好に保つためにはあまりにも多くのお金がかかりすぎ、あまりにも多くの努力を続けなければならないと考えています。
この調査を実施した英健康ケアサービス(Benenden Health)のスポークスマンによると
「私達の調査が示すところによると、将来のために自らの肉体的な健康さを維持することの優先順位は快適な環境でリラックスし、流行を追いかけないという態度に影響されて低くなっている」
とのこと。
もちろん痩せ過ぎが健康なわけではありませんが、自分の外見に関心を持ち、体型を維持しようとすることで食生活が自堕落にならず、肥満を防ぎ、運動不足を解消できるという面があるのも事実。単純に流行のファッションを追いかけるというだけの話ではありません。
このポイントに関心を失った時、人はまた一歩おじさん、おばさんの階段を上がってしまうと言えるのかもしれません。
Men give up on their appearance at the age of 46 - while women work on their looks for a further decade Mail Online
(Photo by Diego K)
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