10分充電で1日使える「ARROWS A 301F」速攻レビュー、初の超急速充電対応モデルに

スマートフォンの高性能化が進むにつれて問題となるのがバッテリー容量。多くのメーカーは容量を増やせるだけ増やすことで駆動時間を延ばすことに必死ですが、今度は「充電時間が長くなってしまう」という問題に直面していました。

そんな状況を打破すべく、「10分充電すれば1日使える」という、たとえ前の晩に充電し忘れてしまった場合でもなんとかなってしまいそうな「ARROWS A 301F」がソフトバンクモバイルの2013年冬モデルとして登場したので、レビューをお届けします。


5.0インチフルHD(1920×1080)液晶、Snapdragon 800(2.2GHz、クアッドコア)、2GBメモリなどを備えた「ARROWS A 301F」本体。今までハイスペックモデルのARROWSといえば「いかにも20~30代の男性向けな角張ったボディ」といったイメージがありましたが、今回はかなり丸みを帯び、誰でも使いやすいようになっています。

背面には裏面照射型CMOS採用1310万画素カメラ。指紋認証センサーは丸くなりました。

「ARROWS A 301F」の強みは逆光に強いカメラ。試しに意図的に逆光を再現した状況で撮影してみました。

逆光に強いARROWS A 301Fのカメラ – YouTube

実写サンプル。一年前に発売された101F(左)と301F(右)を比べるとその実力は一目瞭然です。

側面などはこんな感じ。


カラーバリエーションは3色。本物のダイヤモンド粒子を加えた「ダイヤモンドタフコート」を塗装に採用することで、通常の約3.5倍の耐久性を実現しています。


そして「ARROWS A 301F」最大のウリが10分で1日利用できるようになる急速充電。同梱の卓上ホルダおよびACアダプタは2.6Aの大電流に対応しており、電池残量15%程度の場合、10分で30%程度まで充電可能。100%充電時は3日間使えるとのことなので、「10分充電で1日使える」となるわけです。

なお、301Fもフルセグに対応しています。

実際に触ってみたところ。もうガクつくことも試作機が異様に熱いといったこともなく、ようやく「完成形」となった感があります。

ARROWS A 301Fは安定感ある滑らか動作を実現 – YouTube

・ARROWS A 301F
ディスプレイ:5.0インチフルHD(1920×1080)液晶
前面カメラ:125万画素
背面カメラ:裏面照射型CMOS採用1310万画素
プロセッサ:Snapdragon 800「MSM8974」(2.2GHz、クアッドコア)
ROM:2GB
RAM:64GB
外部メモリー:microSDXC
バッテリー:2600mAh
防水・防塵:IPX5/IPX8、IP5X
Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
カラーバリエーション:コンフォートホワイト、ブラック、ピンク
Bluetooth:4.0
プラットフォーム:Android 4.2
対応通信方式:W-CDMA(900MHz/2.1GHz)、FDD-LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)
発売予定:2013年12月

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