UQコミュニケーションズが2013年10月31日からサービスインする下り最大110Mbpsの次世代高速通信サービス「WiMAX 2+」に対応したモバイルルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」のレビューをお届けします。
従来通りWiMAXルーターとしても利用できるだけでなく、用途に応じてつながりやすいプラチナバンドを利用した「au 4G LTE」を利用でき、国内初となるタッチパネル操作に対応しています。
「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」本体。2.4インチQVGA(320×240)のタッチパネルで操作できるモデルです。
側面。同梱の給電用ケーブルを用いればスマートフォンなどを充電できるほか、32GBのmicroSDHCカードを挿入することで、携帯用ファイルサーバーとしても利用可能。5秒で起動する「クイック起動」にも対応。本体をバッグから取り出す必要無く、スマートフォンから操作できます。
背面にはワイヤレス充電(Qi)に対応した3000mAhのバッテリーを搭載。WiMAX 2+(約9時間)やLTE(約9時間10分)、WiMAX(約9時間30分)など、各種通信を長時間利用可能。なお、LTEの対応周波数帯は800MHzと1.5GHz。ここに2.5GHz帯のWiMAX 2+を組み合わせて使うという構成になります。
カラーはブライトシルバーとメタリックレッドの2色。
実際に操作してみたところ。
WiMAX 2+やWiMAX、au 4G LTE全対応の「Wi Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」 - YouTube
各種設定項目はこんな感じ。
実機を用いた通信速度デモでは下り最大100Mbps超を記録していました。
基地局は既存のWiMAX基地局に併設していく形で整備されます。
利用できるモードは以下の3つ。
・ノーリミットモード
下り最大40Mbps、上り最大15.4Mbpsの「WiMAX」を利用可能。通信量無制限。
・ハイスピードモード
下り最大40Mbps、上り最大15.4Mbpsの「WiMAX」および下り最大110Mbps、上り最大10Mbpsの「WiMAX 2+」に対応。課金開始日から最大25ヶ月間通信量無制限。経過後は7GB制限。
・ハイスピードプラスエリアモード
下り最大110Mbps、上り最大10Mbpsの「WiMAX 2+」およびに下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsの「au 4G LTE」に対応。7GB制限あり。
また、気になる新料金プラン「UQ Flatツープラス」の詳細は以下の通り。「HWD14」新規契約時に同プランに加入すると25ヶ月間525円が割り引かれます。なお、au 4G LTEを利用できる「LTEオプション」は利用月のみ月額1055円。
・月額料金
4405円(基本使用料)-525円(UQ Flatツープラスおトク割、最大25ヶ月適用)=月額3880円(2年契約)
UQコミュニケーションズのWiMAX 2+ 特設サイトは以下。
WiMAX 2+ 特設サイト
・関連記事
「WiMAX 2+」は通信量無制限で月額3880円、au 4G LTE併用も選択可能で220Mbpsへの増速も | BUZZAP!(バザップ!)
「UQ WiMAX」からAXGPと同じTD-LTE互換の「UQ WiMAX 2+」へと至る流れを振り返ってみた | BUZZAP!(バザップ!)
「WiMAX 2+スマートフォン」をKDDIが投入へ | BUZZAP!(バザップ!)
UQ WiMAXが「転送量無制限」を続けることを明らかに、地下鉄向け基地局の見学も | BUZZAP!(バザップ!)
これでコミケも一安心、UQ WiMAXの「仮設基地局」は手作り感満載 | BUZZAP!(バザップ!)