NTTドコモの2013年冬~2014年春モデルとして「Xperia Z1f SO-02F」が発表されたので、さっそくレビューをお届けします。
5インチ液晶が主流となる中、1年前に発売された「Xperia AX」以来となる小型モデルとなったにもかかわらず、「Xperia Z1」とほぼ同じスペックを実現しており、「コンパクトなのに高性能」を求めるユーザーには絶好のモデルとなっています。
これが「Xperia Z1f SO-02F」本体。「BRAVIA」で培った高画質化技術「X-reality」や色の再現性などを高めた「トリルミナスディスプレイ」を盛り込んだ4.3インチHD(1280×720)トリルミナス液晶、Snapdragon 800(2.2GHz、クアッドコア)、2GBメモリなどを搭載。Z1との違いは液晶の解像度とフルセグ・NOTTV視聴非対応な部分のみです。
もちろんカメラはXperia Z1同様、1/2.3インチ・2070万画素「Exmor RS」、F値2.0・27mm広角の「Gレンズ」、そして画像処理エンジン「モバイルBIONZ」に加え、3倍ズームでも画質が落ちない「全画素高解像ズーム」を採用したソニーならではのもの。ここまで小型化できたことに驚かざるを得ません。
側面など。
フレームはXperia Z1同様、メタル製です。
カラーバリエーションは4色
ざっと触ってみたところ。Xperia Z1をそのままコンパクトにしたモデルであるため、レスポンスも快適です。
Xperia Z1f SO-02Fを触ってみた - YouTube
カメラ機能いろいろ。設定に悩まされず、気が向いたままに撮れる「おまかせプレミアムオート」やマニュアル撮影機能、パノラマ撮影、タイムシフト撮影など、多くの機能を備えているのがXperia Z1およびXperia Z1fの特徴です。
Xperia Z1f SO-02Fのカメラ機能いろいろ - YouTube
とりわけ便利なのがタイムシフト連写。シャッターを押す前後1秒間、計61枚を撮影できる機能で、撮りたい瞬間を逃しません。
Xperia Z1f SO-02Fのタイムシフト連写 - YouTube
カメラの各機能へはダイレクトにアクセスできます。
Xperia Z1になく、Xperia Z1fにだけあるのが「スタミナモード」。Xperia Zからグローバルモデルには搭載されていたものの、国内版には搭載されていなかった機能ですが、ついに実現しました。
さらにXperia Z1f独自の機能として、手袋を着けていても操作できる「手ぶくろモード」も備えています。
実際に手袋を着けて操作したところ。これからの季節でも安心して使える機能です。
冬でも安心、Xperia Z1f SO-02Fの「手ぶくろモード」 - YouTube
・Xperia Z1f
ディスプレイ:4.3インチHD(1280×720)トリルミナスディスプレイ
カメラ:1/2.3インチ・2070万画素「Exmor RS」およびF値2.0・27mm広角「Gレンズ」採用
プロセッサ:Snapdragon 800(MSM8974、2.2GHzクアッドコア)
ROM:2GB
RAM:16GB
バッテリー:2300mAh
防水・防塵:IPX5/IPX8、IP5X
その他:microSDXCカードスロット、NFC、apt-X対応Bluetooth 4.0
プラットフォーム:Android 4.2
NTTドコモ公式ページは以下。
2013冬~2014年春モデルの主な特長 | 製品 | NTTドコモ
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