NTTドコモの参入でよりハードさを増すこととなったiPhone販売合戦。
特に普及モデルに位置付けられる「iPhone 5c」を用いたユーザー獲得合戦が進み、叩き売りが加速しています。詳細は以下から。
BUZZAP編集部で確認したところ、1月11日(土)~13日(月・祝)の3連休に関西地方で携帯各社がMNPユーザー向けにiPhone 5cの格安販売を行っていたそうです。
本体一括0円、さらに2万5000円分の商品券がキャッシュバックされるKDDI版iPhone 5cの16GBモデル(読者提供)。あくまで店舗によって異なりますが、32GBモデルも一括0円、2万円分のキャッシュバックが行われる店舗があったとのことで、ソフトバンクでもほぼ同様のキャンペーンを展開。
ちなみに一括0円のKDDI版iPhone 5cを購入した場合の月額料金イメージはこんな感じ。ソフトバンク版もほぼ同様の額になる計算です。
・iPhone5c 16GBモデル
本体代:0円
基本使用料(プランZシンプル):980円→2年間0円
LTE NET:315円
LTEフラットスタート割(i):5460円
毎月割:-1755円
毎月の支払額:4020円
・iPhone5c 32GBモデル
本体代:0円
基本使用料(プランZシンプル):980円→2年間0円
LTE NET:315円
LTEフラットスタート割(i):5460円
毎月割:-1970円
毎月の支払額:3805円
また、iPhone 5sの16GBモデルもKDDI、ソフトバンク版が一括9800円まで値下がり。「一括0円」が一般化する日もそう遠くなさそうです。
昨年末にBUZZAP編集部で都内の大手家電量販店をチェックした際、MNP利用時のキャッシュバックは16GBモデルが最高2万円、32GBモデルは最高1万円程度だったことを考えると、加速している感の強いiPhone 5cの安売り。
廉価版とはいえ、つながりやすくて高速なプラチナバンドのLTEを利用できるモデルが本体0円・月額料金4000円程度、さらにキャッシュバックまで……と考えると、非常にリーズナブルであると言わざるを得ません。
これから携帯各社が一年で最も契約者を稼ぐ学割商戦が控えていますが、「どれだけiPhoneが叩き売られるか」が主眼となることは間違いなさそうです。
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