auの2014年春モデルをKDDIが発表しました。小型モデルやタブレットとスマートフォンの中間に位置する「ファブレット」までカバーされており、冬モデルと合わせてあらゆる層にアプローチできるようになっています。詳細は以下から。
◆発表されたのは5機種
発表されたのはファブレット2機種、スマートフォン2機種、タブレット1機種で、ざっくりした特徴は以下の通り。個別にレビュー記事をお届けしています。
・G Flex LGL23
約6インチの曲面有機ELディスプレイを採用したファブレット。曲面フルセグなどの動画コンテンツを臨場感あるシアター感覚で楽しめるほか、カーブしたことで傷付きやすくなった背面には普段使いで生じた擦り傷を自然に回復する「スクラッチリカバリ」カバー採用。
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・Xperia Z Ultra SOL24
ソニーの技術を結集させた約6.4インチの大画面ファブレット。防水・防塵に加えてフルセグにも対応。
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・AQUOS Phone SERIE mini SHL24
3方向狭額縁の超コンパクトボディに世界最高密度の4.5インチフルHD(1920×1080)IGZO液晶・暗いところ裏面照射型CMOS採用1310万画素カメラ・クアッドコアプロセッサを詰め込んだフルスペック小型スマートフォン。もちろん防水対応。
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・URBANO L02
使いやすい「URBANO」シリーズの最新モデル。L01のリファイン版。
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・AQUOS Pad SHT22
3方向狭額縁技術をタブレットに採用したとんでもないモデル。7インチWUXGA(1920×1200)IGZO液晶、裏面照射型CMOS採用1310万画素採用でフィーチャーフォン+タブレットの組み合わせで利用するユーザーも納得の一品。
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◆発表会の様子
田中社長が登壇。ドコモ版iPhoneの発売で「携帯各社は横並びになったのか」という問いに対して、auの答えを示しました。
800MHzのLTE、3月末で実人口カバー率99%に。「ダントツのLTE」をアピールしています。
iPhoneやiPad、isaiに続いて2014年春モデル各機種が発表されました。
auスマートパス、auスマートバリューも好評。
CMキャラクターたちによるトークセッションも。モーニング娘。と森三中が合体した衝撃のユニット「モリ娘。」もお披露目されました。
モーニング娘。と森三中が悪魔合体、衝撃のユニット「モリ娘。」発表の様子いろいろ | BUZZAP!
◆質疑応答
NHK関:
個性的なスマートフォンを出すねらいは?
田中社長:
「3社横並びじゃないの?」という声があるのに対して、違うという姿勢を打ち出すため。大画面のニーズがあるため、ファブレットもラインナップしてみた。お客さまの声は色々あるため、「auらしさ」を作り上げていくという思いで提案させていただいた。
日経新聞金子:
iPhoneですら0円+キャッシュバックで売られる中、ハイスペック機種は売りづらいと思われるが、どうするのか。
田中社長:
これから学割シーズンを迎えるにあたって、色々な提案をしようと思っている。年末年始のキャッシュバック商戦から、「違い」が訴求できる商戦に変わっていけば……と思うが、なにぶん競争環境下であるため、適切なキャッシュバックでかんばっていきたい。
TBS:
スマフォ4機種のうち2機種がファビュレット(編注:ファブレット)だが、どれだけ利用者が増える見込みなのか。
田中社長:
大画面のニーズが伸びている。「大画面は日本人には向かないのではないか」と思っていたが、大画面モデルが売れるのは数値上もはっきりしていた。具体的な数値は申し上げられないが、「チャレンジする」がauのコンテクストであると考えています。
フリー石野:
ドコモのTizenが延期されたが、Firefox OSの進捗状況は?海外LTEローミングは高くないか。SIMロック解除して現地SIMを使わせるようにするアプローチは?
田中社長:
2014年度内に発売する予定です。ローミング料金については高いという声があれば検討していく。SIMロックについてはCDMAであることなども加味しながら考えていく方針です。
毎日新聞横山:
ドコモが12月に純増トップになったが、競争は変化しているのか。消費増税があるが、駆け込み需要や反動限はスマホの世界でもある?
田中社長:
ドコモさんが純増1位になられたのはMVNOが多数影響していると思われますけど、キャリアの競争力はMNPが示しているものと考えています。auはMNP純増1位をキープしているので、勢いは落ちていないと思っています。3社でiPhoneを扱うようになったことで、流動数は減ったのではないか。「auらしさとは何か?」を大事にして次のステージに進んでいきたい。
3月は学割シーズンの春商戦であるため、もともと需要は大きく、消費増税での駆け込み増はあまりないのではないか……というのが個人的な見解です。
エンガジェット津田:
isaiの手応えは?コラボ続けるの?
田中社長:
isaiをハイライトしていただいてありがとうございます。「auらしさ」のためにこのような取り組みは続けていきたいと考えています。販売のほうはゆっくりの出だしで「これは厳しいかな?」と思っていましたが、年末年始で数字も上がってきたので、「ユーザーは見てくれているんだ」ということが分かります。応援よろしくお願いします。
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