Apple復活の立役者となった「iPod」が終焉か

2001年に初代が発売され、コンテンツ配信サービス「iTunes」が後に登場するiPhoneがヒットする下地になるなど、一連のApple復活劇を語る上で無くてはならない存在である「iPod」が終焉を迎える日が近付いていることが明らかになりました。以下から。


BBC News – Apple’s iPod: is the end nigh?

イギリスのBBCが報じたところによると、Appleのティム・クックCEOが「iPod事業の規模が縮小しつつあることは我々すべてが知っていることであると思う」と、同社の決算報告書を議論する電話会議中に発言したそうです。

すでにiPodの販売は昨年比で52%ダウンしており、今後さらに低下が予想されるとのこと。背景にはスティーブ・ジョブズ氏が2007年にiPhoneについて言い放った「これまでに作った中で最高のiPod」というジョークを体現するかのように、iPhoneへのシフトが急速に進んでいることが挙げられます。

ちなみにAppleは新型iPhoneの発売に合わせて毎年モデルチェンジしていたiPod touchを第4世代以降から2年周期のモデルチェンジに変更。iPod nanoやiPod shuffleも同様の展開なのが現状です。

カメラやビデオカメラ、携帯ゲーム機、音楽プレーヤー、ポータブルテレビ、ラジオなど、かつて多くの人が携帯していた機器がスマートフォンに集約されていく昨今を考えると、iPodの役目が終わりつつあるのは紛れもない事実であると思われますが、仮にラインナップの統廃合などを迎えた場合、どのモデルが残るのかが気になるところです。

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