2014年4月9日をもってサポートが終了するWindows XP。
実に発売から13年も経過しているため、さすがにスムーズに移行できるだろうと思いきや、思わず絶望してしまうほど無理な話であることが分かりました。
パソコンやモバイル、ブラウザのシェアなどを分析している「NETMARKETSHARE」が公開した2014年2月時点でのパソコン向けOSのシェアによると、サポート期限まで残り2ヶ月にもかかわらず、Windows XPが29.53%を占め、2位となっています。
ちなみに47.31%を占めて1位に輝いたのはWindows 7で、最もセキュリティ面で優れているとされる最新のWindows 8およびWindows 8.1は合算してもXPの3分の1程度にとどまる10.68%に。XPからの移行が進まない背景として、最新OSの普及ペースの遅さも影響していることが分かる内容です。
なお、日本マイクロソフトはWindows XPのサポート終了に伴い、最新のWindows 8.1およびOffice 2013搭載パソコンへの買いかえユーザーを対象に、データ移行方法や初期設定を無償サポートする「Office搭載パソコン乗り換えサポート窓口」を2014年5月31日までの期間限定で開設するなど、移行促進策を強化。
さらに新しいパソコンへのデータや設定の移行を行えるソフト「ファイナルパソコンデータ引越しeXPress」を期間限定で無料ダウンロード提供することも表明しており、サポート終了が間近に迫る中、水際作戦を展開していますが、サポート終了に伴う混乱をどれだけ抑えられるのでしょうか。
売り上げランキング: 1
・関連記事
「Windows 8(8.1)」がどれだけ売れていないのかが一目で分かるグラフ | BUZZAP!(バザップ!)
「Windows 7はWindows 8よりも6倍もマルウェアに感染する可能性が高い」とマイクロソフトが明言 | BUZZAP!(バザップ!)
Windows Phone 8スマホがSkype公式サイトで国内販売されていることが明らかに | BUZZAP!(バザップ!)
Skypeのチャット機能に「既読」機能追加へ、モバイル版のバッテリー消費改善も | BUZZAP!(バザップ!)
マイクロソフトがSamsungに10億ドルの巨額投資か、Windows Phone製造継続を依頼 | BUZZAP!(バザップ!)