Google Glassのようなデバイス向けに「キーボードを手に投影する技術」が開発中



「Google Glass」のようなメガネ型デバイスで問題となってくるのが文字入力。街中で音声入力を使い続けていると不審者扱いされること間違い無しなわけですが、一風変わったアプローチが試みられていることが明らかになりました。

これがその技術。Samsungが「Gear Glass」と呼ばれるGoogle Glass対抗デバイスに搭載するために開発中の技術で、手のひらに仮想のキーボードを映し出すというもの。すでに特許申請されています。


ほかにも片手にキーボードを投影し、指でタイプするという内容の技術も。


なお、これらの技術は「ノイズの多い環境下で認識精度が低くなる上、他の人が盗聴できる」という、音声認識技術の重大な欠点を回避できる方法として期待されています。

Patentaanvraag Samsung toont interface concept voor ‘Gear Glass’

あくまで実用化されるかどうかは未定ですが、おそらく最もセキュリティ上懸念されるであろうパスワード入力などを安心して行えるという部分は非常に魅力的。

ブツブツつぶやく不審人物の代わりに、今度は道端で自分の手のひらをじっと見つめて指を動かす謎の人物が生まれることになりそうですが、ウェアラブルデバイスが普及するにつれて、ごく当たり前の光景となるのでしょうか。

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