Lenovoのタブレットが価格誤表記で半額販売、損失額は16億円に



大手パソコンメーカー、Lenovoがタブレットを半額で販売してしまったことが明らかになりました。

レノボ タブレットを誤って?半額販売_新華網

中国国営・新華社通信社が報じたところによるとLenovoが自社通販サイトとオンラインショッピングモールにおいて、Androidタブレット「IdeaTab S5000 3G」の販売価格を誤登録してしまったそうです。

「S5000 3G」の通常販売価格は1888元(約3万900円)ですが、誤登録された価格はおよそ半額となる999元(約1万6300円)。これにより約8時間にわたって買い注文が殺到し、なんと11万台を売り上げたとのこと。

日本であれば大抵キャンセル扱いされるような話ですが、Lenovoは今回の事態を「バックグラウンドシステムの統合・バージョンアップによる故障」とした上で、受け付けた注文を有効扱いに。同社の損失は1億元(約16億円)にのぼるとされています。

ユーザーにとっては非常にうれしい話となる今回のケース。しかし業界関係者は自社サイトだけでなく他社サイトでも同じミスが起きたことを受け、今回の騒動はLenovoの営業販売戦略ではないかという懐疑的な見方を示しています。

ちなみに「IdeaTab S5000 3G」は1280×800の7インチIPS液晶にMediaTek MT8389 (クアッドコア、1.2GHz)、500万画素背面カメラ、3G通信機能などを備えたモデル。この性能では3万円強という価格設定には強気な感もあり、営業販売戦略という考え方もできそうです。

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