NTTドコモが同社の回線を利用して通信サービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)向けのパケット接続料を大幅に引き下げました。
本日付けで発表されたNTTドコモのプレスリリースによると、同社は2013年度適用の事業者間における携帯電話のパケット接続料改定を総務大臣に届け出たそうです。
パケット接続料は総務省におけるガイドラインに準拠して算定され、2012年度適用のパケット接続料から56.6%低減。
2008年からのパケット接続料の変遷(10Mbpsの場合)。「レイヤ3接続」およびMVNO事業者が比較的自由にサービスを提供できるようになる「レイヤ2接続」の双方で大きく引き下げられ、5年間で10分の1程度になっています。
なお、引き下げられたパケット接続料は2013年4月1日に遡って適用されるとのこと。NTTドコモは今後も接続料の低廉化に努めるとしているため、格安SIMカードのさらなる値下がりが期待できそうです。
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