6人にひとりがロボットとセックスしてもよいと考えている事が判明



人間とロボット。そこには決して超えられない壁があったはずでした。しかし現代ではロボットとセックスしてもよいと考えている人たちが少なからず存在していることが明らかになりました。詳細は以下から。

イギリスのミドルセックス大学がイギリス人2000人を対象に行なった調査の結果、およそ6人にひとりがアンドロイドとセックスしてもよいと考えており、10人にひとりがロボットの子供がいてもよいと考えています。一方、3人にひとりは機械が人類の存在を脅かすのではないかと危惧しています。

46%が技術の発展はあまりにも早すぎ、人間の伝統的な生活を破壊すると考えており、35%は無人攻撃機の存在に恐怖を覚えています。また、42%は将来的に学校の教師がロボットに置き換わると予測しています。

17%の人がアンドロイドとセックスをする準備があると答えたのに対し、41%はその発想を「キモい」と感じており、14%はロボットを性的な用途に使うべきでないと考えています。


さらに、11%が映画「A.I.」のデイビッド少年のようなロボットの子供を欲しいと思っており、ペットを飼っている人の5人にひとりが代わりにロボットと暮らしても良いと考えています。

また、多くの人が自分の職をロボットに奪われるのではないかと心配しており、ロボコップのようなロボット警官が10年以内に出現すると考えている人も10%に上ります。

この調査を監督したミドルセックス大学のMartin Smith教授は



「多くの人が現代社会の技術と機械の役割について心配しているようだが、ロボットは我々人類の生活を守り、改善する手助けをするための重要な役割のために開発されてきたものだ。

新しいTVシリーズ『オールモスト・ヒューマン』のアンドロイド警官のように、実際ロボットは人間の命を危険から守るための作業に増々使われるようになってきている。

多くの人が自分の仕事を機械に奪われるのではないかと心配しているが、ロボットはむしろ私達を手助けするために使われるだろう。そして未来の労働者は余剰従業員として苦しむのではなく、危険で単純な労働から開放されるという利点を享受することができるだろう」




と述べています。オートメーション化が人間の仕事を奪ってきた事例はいくらでもあり、実際に無人攻撃機が中東で行っていることを考えてもSmith教授の楽観的な見通しを鵜呑みにするわけには行きません。

しかし、鉄腕アトムやドラえもんなど、ロボットや人工知能の存在に非常に親和的な日本と違い、「マトリックス」シリーズのように人間対機械の反発が映画作品などで描かれることの多かった西欧社会でのこうした認識は時代の流れを感じます。

不気味の谷を超えて人間らしいと人類が感じることのできるロボットが出現した時、いったい両者の関係はどうなるのでしょうか?

Third of Britons fear rise of robots, says poll Technology The Guardian

(Photos by Paul Vera-Broadbent

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