どこを切っても同じ模様の出てくる金太郎アメ。これをガラスを使い、とんでもなく精密な宗教画を描き上げてしまったアーティストがいます。詳細は以下から。
カリフォルニア州のガラス吹き工でステンドグラスアーティストのLoren Stumpさんが自らの技術の粋を余さず詰め込んで作り上げたのが、このガラス版金太郎アメとも呼べる「ムッリーネ」という手法を使った作品たち。
彼の最高傑作と呼べる作品がレオナルド・ダ・ヴィンチの同名作品を模した「岩窟の聖母（Madonna of the Rocks）」。あまりにも緻密な構図が寸分の狂いもなく、美しく表現されています。
これらの作品に共通する驚愕すべき事実は、その全貌を確認することができるのは完成した後のみであるということ。35年にも及ぶキャリアの中で培われたすべての技術を駆使し、頭の中のイメージをここまで作り上げたのはまさに神業。
Stumpさんの作品は自身のHPから見ることができ、一部は購入も可能。残念ながら「岩窟の聖母」は既に完売しています。
Stumpchuck Home Page
Sliced Glass ‘Paintings’ and Portraits by Loren Stump Colossal
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