カメラの画質に定評があるソニーのスマートフォン「Xperia」シリーズですが、同社が開発した新型センサーによって、さらなる高画質化が期待できることが明らかになりました。
Sony Creates Curved CMOS Sensors That Mimic the Eye - IEEE Spectrum
この記事によると、ソニーはハワイで開催された「VLSIテクノロジーシンポジウム」において、同社の神奈川県厚木市の研究開発拠点で開発中の「湾曲したCMOSセンサー」を公開したそうです。
開発中のCMOSセンサーはソニー独自の装置を用いて曲げたもので、セラミックで補強。図示されているように新開発のセンサーは人間の網膜のような形状をしており、平面タイプのセンサーよりも中央部で従来の1.4倍、隅で2倍の高感度を実現したとのこと。
これが湾曲したCMOSセンサー。デジタルカメラ用に対角43mm、スマホなどのカメラ用に11mmのものが試作され、フルサイズのものは100個近くが生産済み。なお、そう遠くないうちに量産にこぎ着ける可能性が示唆されています。
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