1万円で買える新興国向けの「Android One」が話題となる中、5000円というさらに安価なスマホが発売されることが明らかになりました。詳細は以下から。
チャイナモバイルの子会社、チャイナモバイルデバイスの社長・He Ning氏が明かしたところによると、2014年の年末商戦に向け、CoolpadやLenovoといった中国メーカーが500人民元(約8800円)の4Gスマートフォンを販売するそうです。
チップセットの製造は台湾のMediatekが担当し、主にTD-LTE、TD-SCDMA、GSMをサポート。主に農村部のユーザーの需要を満たすことを目的したモデルになるとのこと。なお、Ning氏は4Gスマートフォンの小売価格について、2015年に300人民元(約5300円)程度に下がる可能性を示唆しています。
ちなみに日本経済新聞社の報道によると、2014年4~6月における中国メーカーのスマホ世界シェアはLenovo(8.1%)、Huawei(5.3%)、Xiaomi(4.5%)、Coolpad(4.2%)を合わせて22.1%。
Samsung(31.4%)とLG電子(5.7%)を合わせた韓国勢が37.1%、Appleが11.9%であることを考えると、ここ数年で急速に成長したことに驚かされますが、圧倒的な物量と低価格攻勢で世界を席巻する日はそう遠くなさそうです。
China market: CNY500 4G smartphones expected to be launched by end of 2014, says China Mobile Device president
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